王の話。

K、最終話まで観た。うん。よかった。王の話だったんだな…。最初から、最後までシロという人間が好きだった。(ヴァイスマンでもあり) その周りにあつまる人達も。
シロクロネコの3人や中尉やくくりとか学園のみんなや。声が浪川さんでよかったなと思う。淡島さんの言ってた「それゆえ王は王とのみ惹かれ合うのかもしれない」って言葉が、あぁ…ってなった。
この作品に出て来る人達はみんなそれぞれ固く王を信じているけれど、特に、淡島さんの、室長への揺るぎない忠心が好きでした。クロが王への誓いの儀をするところが格好良くて、シロも言ってたけど、律儀というか堅苦しいというかなんというかで、でもクロらしくて好きだったなぁ

今まで、10話手前ぐらいでとめてて、ごめんなさいって思った

室長と尊の間にあるものも、よかったな でも終わったけれど、みんながわああって帰って来た人を迎えてる中、最後の室長の顔を見ると、見ている方もわああって感じじゃなく、ぽっかり味のしない空気のなかにつつまれたような 王だけが抱えるもの、その静と動で表していたなら、うまくつくられているな

最後の、戦いが終わったあとの静かな曲がよかったな、、

それにしても、これである面まとまりよく、話が終わった気もするけど、続編ってどういう方向になるんやろう…

なんかこう、作品とか見て、感じたこと垂れ流したりしていると、ああブログでもやってまとめられたらな…って思う。こんな作品、あったよーっていう、忘れかけた頃の未来の自分へのメッセージっていうか。
でも、めんどくさがりだから、ブログなんてそのために開いても、きっとすぐ使わなくなるだろうなぁと諦め。なんかこう、文字数とか上限関係なく、ブログ的に使えて気負わずやっていけるweb上装置というのはないものか。
(って、某所の自分は書いていた)

最終話含めの感想ブログ読んでたら、やっぱり説明不足感は否めなかったみたいね。K。ちゃんと小説とかも読んで作品好きだという人でも、「好きだからこそ厳しい言い方だけど、もうちょっとなんとかならなかったの?」「活かせてない設定多かった」とかかれていた。

感想ブログにかかれていて、私も気になったのが、なぜそこまでして復讐をとげたかったんだろうということ。言ってしまえば、それだけで走った全13話だし。劇中で描かれた過去だけでは、私にはどうも足りなかった。もっと詳細に描かれていれば、赤の側にも感情移入して理解できたのかもしれない。

オフィシャルでうたわれていた絆、が感情移入してどうしようもないぐらい、のつよさで深く心にえぐりこんでは来なかったな…と

頭では分かっても、心では理解できなかった、感じ

分からないなら漫画とか小説とか読んで勉強しろよ、ってことかもしれないけど、それはそれで面白いけど魅せ方としてどうなんだろう…って思った(そういうやり方もありなのかもしれないけど)

100M走を全力でその強靭に鍛えた脚だけで走り切るんじゃなくて、途中にいろんなトラップがあって借り物競争しないとゴールへ辿り着けないような…

そんな感じ。備忘録おしまい。