だっとちゃん広島。

D.A.T One Day Dream@広島クラブクアトロにも参加して来た。

トークとライブパート編成。最初にVS、最後にもVS。持ち曲が少ないので(笑)同じ曲を最初と最後で2回披露。Sweet nestも本編とアンコールで2回。
トークも楽しかった。近ちゃんのトークの雰囲気がすきだなぁ、と思う。Dさんといいバランスが出来上がっている。
ラジオの方は始まった当初は聴いてたけど、そのうち聴かなくなってしまって、最近ではたまに聴いたり聴かなかったりだった。(面白さが微妙?と思ってしまったことが率直な原因)
でも、ラジオで音声だけで聴くより、今回生で目の前で観ながら聴くと、面白かったなぁ。しょーもないことだけど、なんかすごく笑ったりw
またラジオ、ちょっと聴いてみようかなぁと思えた。

  • VSを歌い踊り終わってトーク。「近ちゃん、すごく痩せたよね」という小野さんの話から、近ちゃんの10kgダイエット法の話へ。近ちゃん、MARIAのPV撮影の頃から比べて10kgも痩せたらしい。すごい。確かに、言われてみれば…。毎日一つは必ず甘いものを食べていたけど、それをやめたら痩せた、と。「甘いものは吸収されやすいから云々」の豆知識的な話(世の中では常識?わたしはうといからわからない…/そしてここで話されてた細かい内容覚えてないのが残念…)から始まって、小野さんのダイエット法話についても。なんか、この、檀上で出演者がまじめにダイエットを語るような、健康番組的な雰囲気になんかわからないけど和みました。こういうの、だっとちゃんじゃなくてもすき。
  • 今日の日のためにギャグを朝4時まで寝ずに考えた小野さん。結果、ひろしまっくす。
  • リコーダー対決。ドレミファソラシドを2人で吹いて、どちらがちゃんとした音階で吹き切れるかを対決するものだが、なんかどちらも微妙w 小野さんも諦めたのか途中で投げた感あったけど、近ちゃんもドレミファ…ソファシーソラシド!でなんか途中でいったんヘビ使い経由。が、お客さんの判定では近ちゃんの勝利。なぜ…!近ちゃん結構余計な音入ってたよ…!(笑)
  • フロア700人の中で1名だけが当てはまる質問を投げかける対決。小野さん「じゃあ、このラジオのメンバーの中で、アサノくんのことがいっっちばんすきなひと!」「パーソナリティとかも含めて、いちばんだよ?」→お客さん「(シーン…)」→結果、アサノくんが可哀相な結果にw 近ちゃんから批判を浴びる小野さんw (でも、そのあとちゃんと「アサノくんのことがすきなひと〜?」って質問では多くのお客さんが手を挙げていてよかったです。安心。) これ結局、近ちゃんの「鳥取から来たひとー?」も1名じゃなくて2,3名いたんだっけ? どっちが勝利したのか忘れた。
  • シェーのポーズで耐久戦。カメラに対して一番いい角度で映りこもうとする小野さん。舞台上で2人ともシェーのポーズで静止という、ここだけ切り取るとよくわからない謎の構図。
  • 他の対決は忘れてしまった。あと、なにがあったんだっけか。
  • ワープでSE。ラジオでもお馴染みのコーナーだけど、ラジオで音だけ聴くより生でこう、空気感とか体感しながら観た方が面白かった。やたら出て来る必殺仕事人。電話の先でも必殺仕事人。動物だけでなく、仕事人も寄って来る近ちゃん。「哺乳類だけじゃなく、人類全般に好かれてる」なんでそんなに笑ったのかは覚えてないけど、声出して結構笑った気がするw


最後のVSの後、近ちゃんの挨拶の際にショッキングなことがあった。今回、このイベントが東京などではなく広島で行われた本当の理由についての話。緊急の運びになってしまった話。鳥取でほんとはやりたかったが鳥取では会場が無かったとのこと。最中にすすり泣いていたりタオルで眼を抑えているひともいた。終演後、「号泣した」と言っている人も。
しんみりおわってしまった。正直、戸惑ったし、楽しい雰囲気でゲラゲラワッハッハで終わるものだと思ってたから、いきなりそういう話が来て、混乱して、重い…と思ってしまった。
しばらく自分は使い物にならなかった。帰りに牡蠣を食べるまでは引きずっていた。泣いているのが当たり前、という雰囲気が漂う中、電流が通ったように衝動的に、泣けないこころない自分がかなしかった。

この話のあと、客席から「ありがとう〜!」という声がいくつか飛んでいたけど、なぜそこで「ありがとう」なのか、そのありがとうはどういう意図を持ったありがとうなのか、こころないわたしにはわからなかった。開催してくれたことに対して? 言ってくれたことに対して? それともその人の中で感極まっていろいろな錯綜する思いをまとめて一言にした結果、、なのかな。
わからない自分のこころなさが、残念で悔やまれた。どうしてもっと、あたたかいにんげんになれないのだろうか。

小野さんが客席に向かって「じゃあさ、がんばれって、みんなで言わない?」と提案する。
今まで、「がんばれ」ってことばって、あんまりすきじゃなくて、集団で言う「がんばれ」ってことばって、こういうとほんとあれだけど正直なところ、嘘臭さのようなものを感じてしまって、「がんばれ…か…」とその一瞬は脊髄反射で思ってしまったけど、でも、自分が逆の立場だったら…ってことをあとで考えると、自分が大変でがんばろうとしてる時とか、やっぱり「がんばれ」ってことばって本当に力になるものなんじゃないかと、思い直した終演後だった。

個人的な事情もあって今回この地でイベントを開くことになったけど、でも、自分がその立場なら、そうしたいってきっと思うよな、、ってアンコールのSweet nestの最中にぼんやり思いながら少し涙がじわり。

近ちゃんは目を抑えながら小野さんのことを「おちゃらけてるように見えるけど、熱い男なんですよ」と言っていた。
小野さんは「それは近ちゃんが、いいやつだからだよ」
信頼し合っている。
おわった後、いろいろ考えて、考えようとして、考えられなかったのか思考停止してたけど、私も、身近にいる同僚や仲間がしんどいとき、大変なとき、自分のことも構わずその人の為になりたいと行動できるような、熱い鉄がまっすぐに伸びているような、人間になれたらと思った。そう思ったことは、たぶん本当だった。
(その前に、周りにいる人間とそういった信頼関係を築けているかどうかだ)