曖昧なぼくらさ。

ヤマトを4月の2,3話以降、観てなくて(最初の回であまり興味を持てず録画していたものの消し去ってしまっていた・・ごめんなさい)、先週の19話を録画してたのをなんとなく観てみたら、想像以上に熱かった。
自決、部下を道連れにはしたくないという上官の思い、最後にあなたのような指揮を執るひとに出会えてよかったと、面と向かって話そうとする姿勢。先週、大和ミュージアムに行ったことを思い出した。あの時代はきっとこんな感じだったのだろうか。
こちらも、向こうも関係なく、みんな懸命なのか。相手が方向性は違えど主人公サイドと同じような熱量を持っており、ただの”勧善懲悪”的な意味での敵ではなく描かれている(ように感じた)から、熱さと胸に沈む少しの碇を感じたのかと思った。
実際、ガミラスというのが絶対的な敵なのか、なんなのかは本編を今まで華麗に20話近くすっ飛ばして来たのでわからないので当てずっぽうな推察満載なのが問題ですが。

UVERFight For Libertyもかっこいい。OPの映像と合わせて聴くと疾走感あふれてさらに熱い曲に感じる。

http://www.koepota.jp/news/2013/08/24/0202.html

今日はそんなヤマトの最終章である第7章の公開日だったということで。

この作品を愛しているお客さん達、作り上げて来た監督や演者さんやすべてのスタッフの方や…本当に多くの方の熱量で1年半を生きて来た作品なんだな、ということを、本編も映画も観ていない私も、文面の先から伝わる熱さから感じた。

ありがとう、という言葉。

私はそのことばを、全霊を込めて言えたことがあるだろうか。

たぶんすべてのことを抱え込んで、すべてに全力を注ぎ込んでもう悔いはないと走り抜けたとき、人は 支えてくれたすべての人やものにありがとうと、その五文字が血となり全身をめぐりやがて汗として光りを放ちやがて非接触の温度計のように人の目に伝わるようになるのだろう。人の胸を打つのだろう。

私はそのことばを、全霊を込めて言えたことがあるだろうか。
私は私が観ているひとたちのように、日々を全力で生きられているだろうか。