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先日、おれパラ神戸二日目に参加して来ました。
全てを書き残すのはひかえるが、OPのカタチが一新・進化していて、新しい決意がそこに見えたようで、変わらないけど変わって行くことをパフォーマンスとして表現してくれたことが、鳥肌が立って嬉しかった。そして盛り上がった。
私は全通するような熱いファンじゃないけど、おれパラには、変わらない場所でありながらも変わりつづける場所であって欲しい。自分の中にあたためられていたその想いに気付かせてくれて、自然と楽しませてくれたオープニングの音の宴だった。
この新生OPを聴いたとき、頭の片隅では去年のおれパラ両国で鈴村さんが歌っていたロストのことがふっと思い出されていた。
「路地だらけの駅前に 綺麗なビル建つんだよ」
新生OPを聴いて、ああおれパラという昔からの土地に新しく綺麗なビルが建ったんだなって思った。きゅんとセンチメンタルな布のうらに滲む嬉しさがあった。去年、私はおれパラの感想で、ロストが岩田さん最後のおれパラ公演で歌われたこと 曲から感じた意味の前向きさに触れて(喪失をうたった歌だろうから本来そんな前向きな意味ではないとおもうけど)、
「路地だらけの駅前に綺麗なビル建つんだよ」の「綺麗なビル」って、おれパラという場所が受け継がれて行ってまた新しく入って来るであろう若い人のことなんじゃないかって思った。綺麗なビルへの希望と、昔を懐かしむ思いと両方と。昔から守られて来た土地(ステージ)があったからこそそこに新しいビル(人)が建つことができる。
と言っていた。まさにそのときの気持ちを今回のおれパラで感じたのだった。
寺島氏が自身のツアーを終えたあとも、ゲストとして出演するおれパラ両国までは公式Twitterを続けるってことで、てらしーまさかのおれパラホスト昇格?!説なんて聞くけど、そうだったらまさに、新しいビルの歴史が刻まれるようで。この場所から進化していくおれパラを観れてうれしいなあと思う。
YES。
属性について考える時、ふとした時何度も同じ考えが巡って来る。
二次元と三次元の違いを考えたとき。属性の好みを語る時、キャラクターというのは、属性の器でしかなく、ジャンルが移る時も、属性という記号をただ次の器のキャラクターに引っ越しさせて行っているだけのような気がする。生身の人間よりも、簡略化されたとても分かりやすい記号。好きになるキャラクターに出会うたび、よく考えたら今まで好きだった他のキャラクターに申し訳無いくらい似たような属性で、自分が好きになったのは器の中の断片的な属性ではなく本当にその「キャラクター」自身なのかという思いが過ぎる。(「男だから好きなんじゃない、お前だから好きなんだ」的な唯一無二を求めたい的な意味で)