いつだって。

もう戻れない10代に対して思うのは、部活をもっと頑張っておけばよかったということ。

かけがえのない時間のなかで、その瞬間しかつながれない仲間たちと、汗水たらしておけばよかったということ。

私に、仲間という意識が希薄なのは、そういう当たり前のことをして来なかったせいかもしれない。

すこし涼しくなって来た夜、田んぼから虫の鳴く声がきこえて、車の音と、自転車で坂をかけおりる近所の高校の部活帰りの男の子たちの声 を聴いて思う。